【WEB集客】Webサイト改善でコンバージョン率を上げる方法
「アクセスはあるのに、予約やお問い合わせにつながらない…」
これは、店舗ビジネスのホームページで最もよく聞くお悩みです。
しかし、ホームページの“改善ポイント”を正しく押さえていけば、同じアクセス数でもコンバージョン率(CVR)は大きく変わります。
むしろ、広告で無理やりアクセスを増やすよりも、まずは今ある導線を整えるほうが速く、費用対効果も高いのが実際のところです。
今回は、店舗ビジネスが今すぐ実践できる「CVR改善のポイント」を、初心者の方でもわかるように解説していきます。
※CV(コンバージョン)・・・ユーザーを問い合わせや購入などの目的に誘導すること。
※CVR(コンバージョン率)・・・達成したCV数を、訪問者数やアクセス数で割った割合。
1. CVR改善の本質:ユーザーの迷いを取り除くこと
ホームページ改善というと、「デザインを綺麗にする」「写真を増やす」といった表面的な話だと思われがちですが、本質は違います。
CVR改善とは…
“ユーザーの迷い・不安・手間をひとつずつ取り除く作業”
です。
ユーザーは、少しでも不安があれば、すぐにページを閉じて他の店を探します。
逆に、安心感が高く、判断しやすいホームページは、自然と「予約してみようかな」という気持ちへつながります。
そのために必要なのが、以下の3つの軸です。
- 1.信頼できる情報が揃っていること
- 2.読みやすく、探しやすい構成になっていること
- 3.予約・お問い合わせまでの導線がシンプルであること
この3点を押さえるだけで、サイトの価値は大きく変わります。

2. 第一印象を決める「ファーストビュー」の改善
ホームページを開いた瞬間の3〜5秒で、ユーザーがそのページを読むかどうかが決まります。
特に店舗ビジネスの場合、ファーストビューで伝えるべきは次の3点です。
① 誰に向けたサービスかが一目でわかる
例
- ・「産後ママ専門の骨盤矯正」
- ・「夜22時まで営業のヘッドスパサロン」
- ・「予約が取りやすい歯科クリニック」
対象が明確だと、「あ、私向けだ」と直感で伝わります。
② どんな価値が得られるかが伝わる
「腰痛が改善する」「美肌に近づく」など、“ベネフィット”を言語化します。
③ 行動ボタンがすぐ見える
例)
- ・LINE予約はこちら
- ・空き状況を見る
- ・初回キャンペーンを見る
ボタンが見えないファーストビューは、それだけでCVRが落ちます。
3. 読まれる文章の共通点は「悩みから入る」こと
お客様が知りたいのは、サロンやお店のアピールではありません。
知りたいのは、
「自分の悩みが解決するのか?」
という一点です。
そのため、サービス説明の前に、悩みを提示する構成が効果的です。
例)整体院の場合
- ・朝起きても疲れが取れない
- ・デスクワークで肩こりがつらい
- ・どこへ行けばよいかわからない
「わかる!」「まさに自分のこと」
と共感した瞬間、ユーザーは読み進めてくれます。
4. 口コミ・症例・実績で“安心感”を可視化する
店舗ビジネスは“目に見えないサービス”のため、ユーザーには不安がつきもの。
だからこそ、信頼材料となるコンテンツが非常に重要になります。
- ・Google口コミ
- ・ビフォーアフター
- ・施術実績
- ・専門資格
- ・スタッフ紹介
- ・店舗のこだわりや想い
これらは載せることで、CVRを底上げします。
特に、Google口コミの掲載は非常に効果的です。
星の数だけでなく、実際のコメントを引用して掲載すると安心感が段違いになります。

5. 予約導線は「とにかくシンプル」が最強
コンバージョン率が低いサイトの多くは、導線が複雑です。
- ・「予約ボタンが小さい」
- ・「スクロールしないと見つからない」
- ・「電話番号がどこかわからない」
これではユーザーは行動できません。
理想の構成は次の通りです。
- 1.ファーストビューに予約ボタン
- 2.各セクションの最後にも予約ボタン
- 3.フッターにも予約ボタン
- 4.LINE予約を推すなら「友だち追加後の流れ」を記載
特にLINE予約を使う店舗は、
友だち追加 → メニューを見る → 予約
という流れが一目でわかる図解を入れるとCVRが上がります。
6. コンバージョン率改善は「小さな修正の積み重ね」
店舗ホームページの改善は、一度で完璧にしなくても大丈夫です。
実は、CVR改善は「小さな修正の積み重ね」であり、丁寧に改善したサイトは確実に結果が出ます。
たとえば…
- ・写真を最新にする
- ・予約ボタンの色を変える
- ・口コミを3件増やす
- ・“よくある質問”を追加する
- ・LINE登録特典を作る
- ・アクセス画像をわかりやすくする
こうした積み上げが、CVRを大きく押し上げてくれるのです。
7. まとめ:改善し続けるホームページが“強い”
競合が多い時代でも、しっかり改善されたホームページは必ず選ばれます。
なぜなら、
ユーザーにとって“わかりやすくて安心できる”サイトが、最も選ばれやすいから。
広告を出すよりも、SNSを頑張るよりも、まずはホームページの価値を底上げすること。
それが結局、長期的な集客力につながります。
そして、改善は「プロと一緒に行う」のが一番早く、ムダがありません。
第三者の視点が入るだけで、劇的に成果が変わるケースも多いものです。
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明石市にあるweb制作会社「Tips-web」では、ホームページ制作だけでなく、SNS運用アドバイス、LINE構築、MEO対策など、店舗の集客導線をトータルで改善するサポートを行っています。
また「今のサイトをもっと良くしたい」「どこを改善すべきかわからない」など、お気軽にご相談いただけます。あなたの店舗に合った最適な改善プランをご提案します。
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