明石市のWeb制作・マーケティング会社 Tips-web | 【WEB集客】リピーター育成に欠かせないCRM活用
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【WEB集客】リピーター育成に…
CMR活用

【WEB集客】リピーター育成に欠かせないCRM活用

新規集客に比べて、リピーター獲得は「時間がかかる」「仕組みが複雑」という印象を持たれがちです。
しかし、継続的に売上をつくり、無理なく店舗経営を続けていくためには、
「一度来てくれたお客様と関係性を育てる仕組み」=CRM(顧客管理) が欠かせません。

広告費をかけて毎月新規を追いかけるより、既存のお客様にまた来てもらうほうが「圧倒的に効率的」です。
そして、CRMを正しく活用できている店舗は、売上が安定しやすく、客単価も自然と上がっていきます。

今回の記事では、店舗ビジネスがいま実践すべきCRM活用方法と、顧客データの管理、メール・LINE・ポイントカードの使い分けまで、体系的にお伝えします。


1. CRMとは何か?──「関係性の設計図」

CRM(Customer Relationship Management)とは、
「お客様と長くつながるための仕組み」 をつくる考え方です。

店舗ビジネスでよくある失敗は、

  • ・新規を集めることだけに集中する
  • ・一度来店したお客様を放置する
  • ・来店履歴が把握できず、アプローチのタイミングを逃す

    という3つです。

CRMは、これと逆の発想です。
来店した瞬間から「次の来店のきっかけ」を設計する
この視点を持てるだけで、集客の考え方がガラッと変わります。


2. 顧客データの管理方法──「誰に、いつ、何を送るか?」を決める

CRMの第一歩は、 顧客データの整理 です。
データは「集めること」よりも “活用前提で整理すること” が何よりも大切です。

店舗で最低限管理したい項目

  • ・来店日
  • ・来店回数
  • ・施術内容 or 購入商品
  • ・年齢・性別
  • ・連絡可能な手段(メール/LINE/SMS)
  • ・次回来店の予定時期
  • ・メモ(悩み・喜ばれたポイント)

たったこれだけでも、CRM施策の精度が跳ね上がります。

データは「名簿」ではなく「施策の入口」

やってはいけないのは「集めっぱなし」です。
目的は “一人ひとりに合ったアプローチのタイミングを判断する材料にする” こと。

  • ・最後の来店から30日経過したら
  • ・月に1回利用している人だけに
  • ・LINE友だち限定で

…といった施策につながります。

つまり、
顧客データは「営業シナリオの設計図」 です。


3. メール/LINE/ポイントカードの組み合わせ方

CRMが難しく感じる理由は、「何を使えばいいかわからない」という点にあります。
そこで、まずは コミュニケーション手段を3つだけ に絞ることをおすすめします。


●メール:情報量が必要なときに強い

メールは文字数に制限がないため、

  • ・新メニューの紹介
  • ・商品の詳しい説明
  • ・季節ごとのお役立ち情報

などに向いています。

特に「学び系コンテンツ」と相性が良く、

肩こりが悪化する人に共通する3つの習慣」
「髪が広がりやすい人のケア方法

といった“読む理由をつくるメール”は 信頼残高が増える 仕組みです。


●LINE:短文+即予約で最強の導線

店舗ビジネスのCRMで 最も強力なのはLINE です。
ポイントは「短く・回数を増やす」運用です。

  • ・予約リンク
  • ・事前問診
  • ・画像つきクーポン
  • ・リマインド配信

など、「行動につながる配信」で成果が出ます。

さらに、

  • ・来店前日のリマインド
  • ・次回予約の提案
  • ・誕生日クーポン

など、 自動化と相性抜群 です。


●ポイントカード:行動習慣をつくる

ポイントカードはアナログに見えて、CRMの本質を押さえています。

それは、

「次回来店の理由」をつくる

という仕組みです。

  • ・来店スタンプ
  • ・商品購入ポイント
  • ・SNS投稿で1ポイント

など、あらゆる接点が“次につながる理由”になります。

特にLINE連携の デジタルポイント は最強です。
「ポイントが溜まってるから行こう」という心理が働くため、 安定的なリピーター化 が可能になります。


4. リピーター施策のフロー設計──「来店直後が一番重要」

CRM施策で成果に差が出るのは、 「施策の順番設計」 です。
ここを間違えると、どれだけ頑張ってもリピート率が上がりません。


▼基本となるCRMフロー

  1. 1. 来店時:データ取得
     LINE登録・アンケート・来店目的を確認
  2. 2. 来店後24時間以内:フォローメッセージ
     「今日はありがとうございました!次回の目安は◯日後です」
  3. 3. 3〜5日後:学びコンテンツ or メリット訴求
     悩みに合わせた配信(腰痛/乾燥肌/睡眠など)
  4. 4. 10〜14日後:次回来店の提案
     クーポン or 予約リンク
  5. 5. 誕生日・季節・キャンペーン:継続施策
     年4回は必ず接点をつくる

CRMは「回数」で勝負するのではなく、
“タイミング” で勝負する施策 です。

たったこれだけでも、
リピート率が「倍」まで上がるケースが普通にあります。


5. CRM成功の3つのポイント

①「一斉配信」ではなく「セグメント配信」

  • ・初回のお客様だけ
  • ・最終来店から30日経過した人だけ
  • ・3回以上来店している常連さん

「誰に向けて配信するか」を変えるだけで、反応率がまったく違います。

② 顧客データは毎日 “溜める” のではなく “育てる”

  • ・メモを増やす
  • ・タグを付ける
  • ・来店間隔を記録する

データは「施策を思いつくための材料」です。

③「コンテンツが蓄積されるほど楽になる」

LINE文章、メール内容、誕生日メッセージ、キャンペーン文…
一度作れば、毎年使い回せます。

CRMは、年を重ねるほどラクになる仕組みです。


6. まとめ:CRMは「小さな約束の積み重ね」

リピーター育成は、難しいテクニックではありません。

「また来たい」と思ってもらうための
小さな約束を積み重ねること。

  • ・メッセージが届く
  • ・気にかけてもらえる
  • ・相談できる
  • ・お得がある
  • ・情報が役に立つ

この“好循環”こそが、CRMの力です。

そしてこれは、店舗ビジネスにこそ最適な仕組みです。

ページを改善し、信頼を積み上げ、適切なタイミングでアプローチすることで、
新規に依存しない安定経営 が実現します。

それこそがCRMの最大の価値です。


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明石市にあるWeb制作会社「Tips-web」では、LINE公式アカウントの構築、ポイントシステムの導入、顧客データの整理など、CRM施策の設計をサポートしています。
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