
【WEB集客】LINE公式アカウントで売上導線を強化する方法
「ホームページやLPを作っても、思ったようにリピートにつながらない…」
そんな声をよく耳にします。
実は、集客を安定させるカギは “来てくれたお客様をリピーターに育てること”。
そして、その最強のツールが LINE公式アカウント です。
今回は、店舗ビジネスでLINEを導入すべき理由から、具体的な導線設計、運用のコツまで徹底解説します。
LINE公式アカウントを導入すべき理由
圧倒的な利用率
日本国内のLINE利用者数は 9,600万人以上。
幅広い世代に使われており、ほとんどのお客様と直接つながれるのが強みです。
お客様との距離が近い
- メールより開封率が高い(約60〜70%以上と言われています)
- プッシュ通知で確実に届く
- 1対1トークも可能で信頼関係を築ける
ステップ配信で信頼関係を築く
新規で登録した人に対し、1通目で「ご登録ありがとうございます」、2通目で「お店の人気メニュー紹介」、3通目で「初回限定クーポン配布」など、あらかじめシナリオを組んで自動的にメッセージを送ることができます。
これにより「ただの広告アカウント」ではなく「役立つ情報をくれる信頼できる存在」と認識してもらえ、自然と来店につながります。
👉 一度来たお客様を「常連客」に変える武器になります。

店舗ビジネスでの活用事例
飲食店:来店促進クーポン
- 初回来店で「LINE登録 → ドリンク1杯無料」
- 定期的に「期間限定メニュー情報」を配信
- リピーターには「次回500円OFFクーポン」で再来店を後押し
美容室:次回予約の自動化
- 来店時にLINE登録を案内
- 施術後に「◯週間後にカット時期です!」と自動メッセージ
- スタイリング動画やトレンド情報を配信してファン化
整体院:リマインドと体験談シェア
- 初回体験後に「次回予約はLINEで!」と案内
- 症例紹介やお客様の声を配信
- 体調管理コラムを送って信頼アップ
👉 LINEは 「店舗とお客様をつなぐ接客スタッフ」 のような役割を果たします。
LINEを中心とした売上導線設計
LINEは単独で使うより、 ホームページ・LP・SNSと連動 させると効果倍増です。
ホームページとLINEをつなぐ導線設計
LINE公式アカウントを効果的に使うためには、単体で運用するのではなく「ホームページ」「SNS」「予約システム」と組み合わせて導線を作ることが重要です。
例えば次のような流れです。
- SNSでキャンペーン告知 →
- ホームページで詳細情報を確認 →
- LPやバナーで「LINE友だち追加」へ誘導 →
- LINE登録者に限定クーポン配布 →
- そのままLINEから予約
この一連の流れを整えると、見込み客が自然に「登録 → 来店 → リピート」というサイクルを辿ってくれます。
さらにLINEから予約した人をショップカードで管理すれば、次回来店につながりやすくなり、売上導線が一気に強化されます。
LINEを組み込むと強いポイント💡
- 登録特典(クーポンや特別情報)を用意
- LPからLINE登録へ誘導するボタンを設置
- LINE経由で予約管理(Rese予約など外部ツール連携も可)

失敗しないLINE運用のポイント
LINE公式アカウントはとても便利ですが、注意点もあります。
まず「ただ広告を送り続ける」ことは避けましょう。ユーザーにとって価値がないとブロックされてしまいます。情報と販促のバランスを考え、「役立つ内容7割、キャンペーン3割」を意識すると長続きします。
また、制作費用を大きくかけるよりも、まずは無料プランや低コストで始め、実際の反応を見ながら運用していくことをおすすめします。必要に応じて有料プランへ移行すれば無駄なく成果を出せます。
1. 登録してもらう工夫をする
- 「登録=お得」と感じてもらえる特典を準備
- ポスターやQRコードを店舗に掲示
- SNSでも「登録キャンペーン」を打ち出す
2. 配信しすぎない
- 頻繁すぎる配信はブロックの原因
- 目安は週1〜2回程度
- 「役立つ情報+キャンペーン」のバランスを意識
3. 自動化をうまく使う
- あいさつメッセージにクーポンを組み込み
- ステップ配信で「登録から◯日後にリマインド」
- 自動化で手間をかけずに成果を出せる
まとめ & 次回予告
LINE公式アカウントは「通知の強さ」「開封率の高さ」「機能の豊富さ」という点で、店舗ビジネスに非常に適した集客ツールです。ホームページやSNSと連動させることで、新規獲得からリピーター育成までをスムーズにつなぐことができます。
✅次回は【第4回:Googleビジネスプロフィールを活用した来店集客術】を予定しています。MEO対策とLINE公式アカウントを組み合わせることで、さらに強力な集客導線が作れる方法を解説していきます。